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孤独感、劣等感 、疎外感を強く感じるようになると死んだ方がいいと考えることも。 [メンタル]

生きる意味・・・

生きる意味.jpg




子どもの死後、「誰にも会いたくない」「何をしても楽しくない」「自分なんか死んだ方がいい」と考えたり、人との繋がりを断つことがあります。



そんな自分を変えようと行動に移しても、心が空っぽの状態では何をしても満たされません。



子どもを亡くす苦しみを共有できないことで、自分だけが世界から取り残されているような孤独感を感じたり、育児をできない寂しさから、自分は他人より劣っているような錯覚に陥ることもあります。



そんな辛い時期を乗り越えても、我が子と同世代の子どもの成長を目の当たりにすると、仲間外れにあっているような疎外感に襲われることも・・・。



当ブログ経由で知り合った天使ママさんには、四十九日明けから一周忌までが一番感情の波があり、精神的に辛い時期と伝えています。



もちろん個人差はありますが、私が四十九日明けが一番辛い時期と考える理由は、この頃から夫婦間の温度差を感じたり、家族や友人との距離感を考える時間が増えることもひとつの理由です。





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ガラスの心・・・

再三ブログで書いていますが、一早く職場復帰する旦那さんと奥さん(専業主婦)では置かれている状況は違いますし、両親・友人からの励ましの言葉で傷付くことがあります。



例えば、
『泣いてばかりいたら、亡くなった子どもが悲しむよ。』

『若いんだから、また産めばいいよ。』

『この間、うちで飼ってる犬も死んだんだ。』



このような言葉を聞くたび、悲しみを共有するのは難しいと感じます。今なら私たちへの心配りだと考えられますが、まだ子どもを失ったばかりだと、許せない感情から距離を置くきっかけになることも・・・。



それは、相手に対しての嫌悪感というより、「これ以上、心にダメージを負いたくない」という自己防衛本能と言った方が正しいかも知れませんね。



その結果、ひとりの方が楽だと感じることが多くなるものの、それと同じくらい孤独に感じる時間も増えます。そんな状況に陥ると、「自分なんか死んだ方がマシだ!」とネガティブな自分に心が支配され始め、自信を失ったり、見えない不安への恐怖に怯える毎日を送ることにもなりかねません。



もし、そうなったとしても忘れないでください。



決して、あなただけではありません。



ほとんどの方が、一度は体験している感情です。



ですから、どんなに辛く孤独な日々を過ごしていたとしても、自分だけがおかしいと思わないでください。




平均3年・・・

私自身の経験とこれまで交流した天使ママさんたちの話をまとめると、早くて1年、平均3年くらいで心に変化が生まれ始めたようです。



子どもとの死別は、その人の人格や人生をも変えてしまう大きな出来事です。辛い日々を送り、顔を上げて前に進めなくても、現実逃避せず人としての道を踏み外さなければ、報われる日が必ず来ると信じて生きて欲しいと思います。











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コメント 4

かおる

飛び込みコメント失礼致します。

人生の最晩年、ゴールデンエイジを迎え
日々幸せでお気軽、能天気な季節に
今年の2月に43歳、やっと人生のスタートラインに立てた愛息があっと言うに急逝しました。

彼は天使になってると思いますが
私は悪魔?ってか?腑抜けになり
ひたすら破滅的な日々を無為に過ごしています。

それまでの私の価値観が見事に激変しました。

下記がその足跡です。

生涯、抜け出せないガラスの瓶の中で日々を送る覚悟!だけはしっかりと持って、
自堕落な無為の時間を過ごします。


http://blogs.yahoo.co.jp/taikutukunn
by かおる (2016-12-21 10:58) 

かおる

連続の投稿お許し下さいませ。

零細事業主で世界中を飛び回り、種々の修羅場は誰よりも体験したジジイです。

で、何が有ってもジタバタしない自負と自信があり、人生って素晴らしい!って
心底信じておりました。

それが人生の最晩年で、逆縁と言う刀で背中を袈裟懸け!

人生観、死生観、激変しました。

人生に目的とか?生きる意味とかは何も無いのです。

ただただ与えられた日々を無為に淡々と
その日が来るまで過ごすだけ!

心底!そうかんじてます。

ご無礼いたしました。

あくまでも私見です。
by かおる (2016-12-21 12:47) 

こうき

>かおるさん、コメントありがとうございます!

心中お察しします。
私も子どもを亡くし、人生観が変わりました。

そのことによって、生きる意味や希望を失い、自分が誰だかも分からなくなった時期があります。

それでも、自問自答を繰り返し、新しい自分や希望を見つける為に必死に耐えてきたつもりです。

その苦悩が報われる日が来るのを信じて、私は前進するのみです。

まだ少ししかブログを閲覧しておりませんが、人生の大先輩でもあるかおるさんのブログ、ゆっくり読ませていただきますね!

何かの参考にさせていただきます。
また何かありましたら、コメントしてください!

by こうき (2016-12-22 14:12) 

かおる

こうき さん

飛び込みコメントにご丁寧な返信痛み入ります。

逆縁と言う狂刃でいきなり背中からの袈裟懸け一刃!

それを受けた時の、年齢にもよるのでしょうね?!
貴殿は、まだお若い様なので時間の経過が
傷口をゆっくりとゆっくりと治してくれたのかも?!
当然、その過程での悶絶する程の苦しみは
私も肌と魂で理解しているつもりです、、

小生の様に人生の最晩年、、、年輪を重ねた時の、狂刃での一撃は、恐らく生涯、治癒はしないものでは?と肌身で感じており
その覚悟は日々、魂に刻んでおります。

お若いご夫婦の、今からの歩みを心から
お祈り申し上げます。

ご自愛くださいませ。
by かおる (2016-12-22 15:40) 

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