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天使ママが気持ち悪い、うざいという意見について! [雑談]

私は今から約8年前に子どもを亡くしました。何をしても楽しくないし、未来への希望を持つことができず、「自分は何のために生きているんだろう・・」と自問自答を繰り返す日々を過ごしました。



生きる喜び、自分が存在する意味を感じず、いっそ、「トラックでも突っ込んで来ないかな・・」と今なら考えられないようなことを本気で思っていました。



生きたくても生きられない命があること、大切な人を失う辛さを、私自身が一番分かっているはずなのに・・です。





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「このままではダメだ・・」と頭で理解はしていましたが、全く気持ちが追い付かず、食事や睡眠も疎かになる日が続きました。「これが現実なのか?」「夢なら早く覚めてくれ!」と何度も思いましたが、自分の力だけではどうすることもできませんでした。



心配した家族や友人たちは「何かあったら何でも言ってね・・」と優しい言葉をかけてくれましたが、逆に心配をかけたくないという想いから、弱音を吐けませんでした。



でも、今思えば弱音を吐けなかったのではなく、自分の背負っている喪失感、虚無感などを理解されず、否定されることが何より怖かったのかも知れません。もしそうなってしまったら、周囲の人間すべてを拒絶していたことでしょう。



「相手の気持ちに寄り添う」この言葉は優しさに溢れていますが、あくまでも寄り添う気持ちであって、共感ではありません。家族や友人たちの行動が「相手の気持ちに寄り添う」ならば、同じ体験をした天使パパ・ママたちが共感できる人たちです。



子どもを亡くしたばかりで深い悲しみの中にいる時は、何をしても楽しくないし、気持ちが落ち着かず、突然恐怖感に襲われることがあります。誰もが「そんな状況から早く抜け出したい」と思うことでしょう。



その方法のひとつが、天使パパや天使ママのブログから情報を集めたり、行動力のある人であれば、コミュニティに参加して、深い悲しみから抜け出すヒントを模索します。そこで生まれた言葉が「天使パパ・天使ママ」といった造語なのです。



何も知らず、この言葉だけを見つけた人は、「気持ち悪い」「痛い」「うざい」と感じるかも知れませんが、同じ体験をした人たちにとっては、心を繋ぐ大切な言葉です。



この言葉のおかげで、時間がない時でも必要な情報をすぐに集めることが出来たり、大きな喪失感から抜け出すヒントをもらった人たちはたくさんいます。子どもとの死別に限らず、大切な人との別れは悲しいモノです。



大切な家族を亡くした人、恋人と別れた人、仲の良い友人の転勤など・・永遠の別れや一時的な別れなどで悲しみの深浅はあるかも知れませんが、誰もが体験したことのある感情ではありませんか?



決して、「私かわいそうな人なんです・・」といったアピールではありません。理解のできない人は仕方ありませんが、私は「人の痛み」が分からない人は、挫折したり、その悔しさをバネに大きな壁を乗越えるといった経験がない人なんだと思っています。



つまり、人間力の低い人ですね・・。



そんな人たちの「天使ママが気持ち悪い、ウザい」という意見はスルーしましょう。優しさが欠けてる人には魅力がないし、薄っぺらい人が多いですからね。



はっきり言って、時間の無駄です!






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