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疎遠の息子② [雑談]

ピンポーン♪とインターフォンが鳴った!

モニターには知らない女性が映っている。

「誰だろ?」

もう一度モニターをよく確認する。

そこには少しオシャレな帽子を被った高齢女性が映っていた。

fashion_osyare_middle_woman.png


モニターが消え、

「まぁいいかー」

と思っていると・・

ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン♪

えっ!3連ピンポーン!!!

question_head_gakuzen_boy.png


自分に何か用事あるのか?誰だ?と考えた。

しかし、嫌な予感がしていた私は出るのをやめた。

なぜなら、前回記事に書いた出来事があったからだ。

前回記事を見ていない方は↓↓↓
疎遠の息子

とはいえ、自宅を知っているはずがない。

いずれにしても、気味が悪い。

すると諦めて引き返す姿がモニターに映った。

「やっと帰ったかー」

と思っていると・・




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ピンポーン♪

またもや、あの高齢女性。

家を間違っているのか、少なからず〝ここ〟に用事があるのは間違いない。

「仕方ない出るかー」

とモニターの通話ボタンに手が触れた瞬間、高齢女性の背後に人影が映り込んだ。




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身長が高く、石原裕次郎か!ってツッコミたくなるようなサングラスをした男性がモニターに映っていた。

しかし、その風貌には見覚えがあり、妙な懐かしさがあった。

そのインターフォンに出るか?出ないか?の問題以前に

〝なぜ自宅がわかったのか〟

そのことばかりを考えていた。

その間も、

ピンポーン♪ピンポーン♪ガチャ!ピンポーン♪

「えっ?今ガチャって・・」

おいおい、いくら戸籍上父親でも30年近く会ってもいないのに非常識だろっ!と思ったが、そこでまんまと相手の罠にハマるわけにはいかない・・

(何の罠だよ笑)

5分くらいピンポーン♪を鳴らし続け、諦めて帰ったっぽい。

だが、今回は諦めて帰ったようだが自宅を知られているとは想定外だ。

明日以降、また来るかも知れない。

対策を練る為、その日の夜、ある場所へ向かった・・


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