娘を失った時、どんな形でもいいから生きた証を残したいと思ったあの頃! [別れ]
娘を失った時・・・、
時間と共に娘の事を少しずつ忘れてしまう事が何より怖かった。
頭の中では、
『そんな事あるはずない!』
と考えていても、人の記憶はかなりいい加減だと思う。
娘が天使になって三年半が経過し、今も当時の気持ちは忘れていないつもりでも、
このブログを読み返して気が付く事がある・・・。
娘がいない現実を受け入れる事ができず、
どのように過ごせばいいのか、悩み苦しんだ三年前・・・。
私はその苦しみから解放される為に、
無意識のうちに記憶をすり替えたのかも知れない・・・。
娘がいなくなる時、どんな小さな物でもいいから生きた証しを残したいと思った。
戸籍を見れば、第一子として娘の生きた証しが記録されている。
しかし、住民票を見ても今は娘の名前はない・・・。
だから、当時の住民票や出生届などは全てファイルに保管、
妊婦健診の時にもらったエコー写真も専用のアルバムを購入し、
私たちのメッセージ付きで保存してある。
その他には娘の名前が入った保険証のコピーであったり、動画や写真もある。
三年前なら娘の動画を見たら前が見えなくなるくらい号泣したけど、
今は涙も出ない事が度々ある・・・。
この後、泣くシーンがあると思ったら身構えてしまったり、
今まで心で感じていた事を頭で考えるようになった・・・。
娘がこの世に産まれ必死に生きていた姿は、
医療関係者を除けば、僅か家族の7人しか見ていない・・・。
娘の事を話そうと思っても理解し合える人が、
たったの7人しかいないのは、少し寂しいと感じてしまう。
私にとって、2011年10月27日からの5日間は夢のような時間だった。
当たり前のように子どもを育てている人には分からないと思うけど、
今の幸せをもっと大切にして欲しい。
子どもがいたら自分の時間がないとか、
産後うつでおかしくなりそうとか言う人がいるけど、
『自分で望んだ事じゃないの?』
と言いたくなる時がある。
確かに私も甥や姪と生活をしていたから育児の大変さは分かっているつもりだけど、
子どもを失う辛さ程、悲しい事はないと思う・・・。
だいたいこんな話をしたら、
『育ててないから分からないよ!』
と言われてしまいますけどね・・・。
子どもを失っても育児をしても何かしらの悩みはあると思うけど、
子どもを失う経験をした人からすれば、元気に育ってくれるだけで十分幸せだと思う。
娘を失った当初は、ただただ悲しくて生きた心地はしなかったけど、
娘のお陰で強くなれたし、今は感謝の気持ちしかない。
心はボロボロになり悲しい思いをたくさんしたけど、
自分が傷付いた事で、人の痛みがより一層分かるようになった。
娘がこの世に生きた証として、
・最後まで諦めない事
・命を大切にする事
・人の痛みが分かる人間である事
これらの事を心に刻み、生きていかなければならないと思っている。
娘の温もりは感じる事はできないけど、心ではしっかりと繋がっている。
今を大切に生きて、いつの日か娘の所に行った時、
堂々と対面できる父親でありたいし、そうでなければならない!
p.s.
子どもを失ってから、私を励まそうと『育児は大変だよ~。』などと言う人がいて、
今回のような記事になりましたが、ひとつ誤解をして欲しくないのは、
決して産後うつを批判するつもりはないことをご理解ください。
天使パパや天使ママにとっては、よく言われる辛い一言なんです。
ですから、気にせず頑張りましょう!という応援の気持ちが入っています。
本気で議論をしたことがないので分かりませんが、子どもを亡くす経験をした人と
育児に疲れている人とでは、理解をし合うことは困難だと思っています。
このブログは子どもを亡くした人向けのブログになっているので、
天使パパ・天使ママ目線で書かれています。
ご理解いただけると幸いです・・・。
時間と共に娘の事を少しずつ忘れてしまう事が何より怖かった。
頭の中では、
『そんな事あるはずない!』
と考えていても、人の記憶はかなりいい加減だと思う。
娘が天使になって三年半が経過し、今も当時の気持ちは忘れていないつもりでも、
このブログを読み返して気が付く事がある・・・。
娘がいない現実を受け入れる事ができず、
どのように過ごせばいいのか、悩み苦しんだ三年前・・・。
私はその苦しみから解放される為に、
無意識のうちに記憶をすり替えたのかも知れない・・・。
娘がいなくなる時、どんな小さな物でもいいから生きた証しを残したいと思った。
戸籍を見れば、第一子として娘の生きた証しが記録されている。
しかし、住民票を見ても今は娘の名前はない・・・。
だから、当時の住民票や出生届などは全てファイルに保管、
妊婦健診の時にもらったエコー写真も専用のアルバムを購入し、
私たちのメッセージ付きで保存してある。
その他には娘の名前が入った保険証のコピーであったり、動画や写真もある。
三年前なら娘の動画を見たら前が見えなくなるくらい号泣したけど、
今は涙も出ない事が度々ある・・・。
この後、泣くシーンがあると思ったら身構えてしまったり、
今まで心で感じていた事を頭で考えるようになった・・・。
娘がこの世に産まれ必死に生きていた姿は、
医療関係者を除けば、僅か家族の7人しか見ていない・・・。
娘の事を話そうと思っても理解し合える人が、
たったの7人しかいないのは、少し寂しいと感じてしまう。
私にとって、2011年10月27日からの5日間は夢のような時間だった。
当たり前のように子どもを育てている人には分からないと思うけど、
今の幸せをもっと大切にして欲しい。
子どもがいたら自分の時間がないとか、
産後うつでおかしくなりそうとか言う人がいるけど、
『自分で望んだ事じゃないの?』
と言いたくなる時がある。
確かに私も甥や姪と生活をしていたから育児の大変さは分かっているつもりだけど、
子どもを失う辛さ程、悲しい事はないと思う・・・。
だいたいこんな話をしたら、
『育ててないから分からないよ!』
と言われてしまいますけどね・・・。
子どもを失っても育児をしても何かしらの悩みはあると思うけど、
子どもを失う経験をした人からすれば、元気に育ってくれるだけで十分幸せだと思う。
娘を失った当初は、ただただ悲しくて生きた心地はしなかったけど、
娘のお陰で強くなれたし、今は感謝の気持ちしかない。
心はボロボロになり悲しい思いをたくさんしたけど、
自分が傷付いた事で、人の痛みがより一層分かるようになった。
娘がこの世に生きた証として、
・最後まで諦めない事
・命を大切にする事
・人の痛みが分かる人間である事
これらの事を心に刻み、生きていかなければならないと思っている。
娘の温もりは感じる事はできないけど、心ではしっかりと繋がっている。
今を大切に生きて、いつの日か娘の所に行った時、
堂々と対面できる父親でありたいし、そうでなければならない!
p.s.
子どもを失ってから、私を励まそうと『育児は大変だよ~。』などと言う人がいて、
今回のような記事になりましたが、ひとつ誤解をして欲しくないのは、
決して産後うつを批判するつもりはないことをご理解ください。
天使パパや天使ママにとっては、よく言われる辛い一言なんです。
ですから、気にせず頑張りましょう!という応援の気持ちが入っています。
本気で議論をしたことがないので分かりませんが、子どもを亡くす経験をした人と
育児に疲れている人とでは、理解をし合うことは困難だと思っています。
このブログは子どもを亡くした人向けのブログになっているので、
天使パパ・天使ママ目線で書かれています。
ご理解いただけると幸いです・・・。
2015-04-24 04:26
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コメント(2)
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辛いですね。ゆっくり吐き出していきましょう。忘れないですよゆっくり、ゆっくり
by さうざんバー (2015-04-24 18:40)
>さうざんバーさん、いつもコメントありがとうございます!そうですね。ゆっくり進みます。
by こうき (2015-04-24 18:52)