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子どもの死を経験した天使パパママへ!【親の視点】 [悩み]

『私は2011年10月に最愛の娘を亡くした天使パパです!』





娘が亡くなるまでの5日間・・・、
・何故?娘がこんな目に遭わなければならないのか?

・どうすれば娘を救う事ができるのか?



自問自答する日々を過ごしました。

娘を救う為には、医師を信用するしかありません・・・。



しかし、そんな医師の怠慢により娘の命が消えようとしていました。

『そんな状況下で娘の命を預ける事などできない!』



私は一日中ネットサーフィンをして、何か方法がないか調べました。

どんな些細な情報でも欲しかったし、

このまま医師のモルモットになんかさせるもんか、と必死でした・・・。



きっと、その頃から気が付いていたのでしょう。

母の死によって家族がバラバラになったように、

娘を失ったら私たちは崩壊し、家族の未来がなくなってしまう事を・・・。



だからこそ、周りに悟られない様に必死になっていたと思います。

しかし、どんなに探しても娘と同じような症例を見つける事ができませんでした。

自分では冷静さを保っているつもりでも、今思えば軽いパニック状態でしたね。



NICUの医師や看護師の話を素直に聞き入れる事ができず、

みんなで隠蔽工作をしようとしているのではないか?とも疑っていました。

家族以外の全ての人が敵に見える瞬間もありました。



私はお腹の中で娘を育てる事もできず、

産まれてきた娘を守る事さえもできない、自分の無力さに失望しました・・・。



私は何のために存在しているのだろう・・・。

今後は何のために生きるのだろう・・・。

これまで何の為に頑張って来たのだろう・・・。



娘がいなくなったら、

この世の終わりだと思うくらい悲痛な表情をしていたと思います。



そして、娘の旅立ち・・・。

誰かと一緒に居ても、常に孤独を感じていました。



さり気無い他人の言葉に傷付いたり、

優しい言葉にも綺麗事だと感じてしまったり、

『今の俺の気持ちなんか誰も理解できるはずがない!』



と心の中で思っていた事もありました。

次第に一番の味方であるはずの家族さえもが、敵に見える事もありました。



しかし、ギリギリのところで自分の感情をコントロールできたのは、

『何より、娘の存在の大きさです。』



しっかりと娘の供養をし続ける事で命の大切さを感じ、

月命日にお寺へ行くたび、娘との約束・・・、

尊敬される父親でありたいと初心にかえる事ができました。



また少し時間が経つと心が折れそうになりますが、

その頃には娘の月命日が訪れ、また初心にかえる事ができました。



そんな生活を一ヶ月、半年、一年と続けた事により、

徐々に自分を取り戻す事ができたのです。



今まで雑音にしか聞こえなかった他人の言葉も、

少しずつ聞けるようになりました。



またブログだけではなく、一緒に食事をしたりメールなどで連絡が取れる

天使パパママに出会えた事もひとつの転機でした。



私の場合は・・・、
・例え一緒に居る事ができなくても、娘との誓いだけは守るという強い気持ち。

・付き合いは浅くても、同じ経験をした天使パパママとの出会い。



この二つがとても大きかったです。

もちろん、支えてくれた友人たちにも感謝しています。



まだ子どもを失ったばかりで・・・、
・どう過ごせばいいか分からない。

・家にひとりでいるのが不安。

・とにかく辛い、悲しい、寂しい。



最初はみんな同じです。

このブログに辿り着いたという事は、そういう事かも知れませんね。



私は娘を失ったばかりの時、

所詮は自分の気持ちの持ち方だと思っていました。



でも、今はそれだけではなく誰かと繋がる事も大切だと感じています。

それは、

『同じ経験をした天使パパママたちです。』



子どもの死との向き合い方やたくさんの情報を知っています。

もし気になるブログがあれば、そちらにコメントを残す事もひとつの方法ですし、

TwitterなどのWebサービスを利用する方法があります。



Twitterではリアルタイムで天使パパママと交流ができたり、

流産・死産経験者で作るポコズママの会もあります。

『ひとりで抱え込まず、みんなと繋がりませんか?』



何かのきっかけで変わる事ができるかも知れません。

気持ちも同じ経験をした天使パパママと繋がる事で、

少し楽になると思います。



以上、子どもの死を経験した天使パパママへ!でした。



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