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子供との死別は、経験者にしか理解できないのか?子供との死別を乗り超えるには? [別れ]

子どもの死は、経験者にしか理解できない点が多いと思います。

とにかくただただ辛く悲しく、生きた心地が全くしません・・・。



その悲しみから抜け出す為に、人は様々な選択をします。
・自問自答する

・家族と支え合う

・何かに依存する





私がした選択は、

『自問自答をし、家族を支えるです。』



子どもの死を乗り越えるには、まずは自分が一歩二歩先に進み、

妻の手を引っ張らなければならないと、私は考えました・・・。

『きっと、それが間違いだったのでしょう・・・。』



私は家族と支え合っていなかったのです。

つまり、

『まだ立ってもいない妻の手を強引に引っ張り、前に進もうとしたのです。』



そもそも、立ち上がっていない人の手を引っ張っても、前には進めません。

でも、私が母を亡くした時、兄二人は私の手を引っ張ってくれました。



父が失踪して、私が人の道から外れそうになった時も、

兄二人は私の手を引っ張り、正しい道へと戻してくれました。



まだ子どもだったし、たくさん遠回りをしたけど、

その結果、試練を乗り越えることができたと思っています・・・。



だから私はこれまでの経験を活かして、

妻が最短ルートで乗り越えられるように支えようと思いました。

少しでも、辛く悲しい思いをして欲しくなかったのです。



しかし、それは間違っていました・・・。

妻が立ち上がり、少しずつでも歩き始めてから、背中を押すべきでした。



少しでも早く、最短ルートで乗り越えるのではなく、

むしろ、遠回りすることが大事だったのかも知れません。



娘を失ってから3年が経過し、時間の流れが悲しみを癒し、

今まで見えなかったモノが見えるようになりました。



そんな私が子供との死別を、夫妻で乗り越える為に必要だと思うことは、

『やっぱり家族で支え合うことです!』



支えるではなく、支え合うです。

一方通行ではダメです。



そして、一番やってはいけないことは、

『何かに依存することです!』



例えば・・・、
・お酒やギャンブル

・ひとりの趣味

・不倫





依存は解決ではなく、私は現実逃避だと思っています。

依存している時は感覚が麻痺し、その時はスゴく楽しいですが、

現実に戻ると急激に寂しくなります。



その結果、徐々に依存度が進行し、

どんどん深みにハマり、抜け出すことができなくなります。



子どもとの別れを100人が経験したとしても、

正しい答えは、ひとつとは限りません。



きっと100通りの人生があるように、

私の考え方は、その中の1通りでしかありません・・・。



正しいか正しくないかは今でも分かりませんが、

でも、何かの参考になればと思い、今回のテーマにしました。

『子どもの死を経験し、3年経った天使パパの今の気持ちです。』





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