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核家族化が生む問題点・・・。 [夫婦仲]

兄との衝突!

お盆期間にまとまった休みがなかったので、今日から一週間遅いお盆休みです。



お盆にお墓参りを終わらせたかったのですが、都合よく親戚のお墓が近くにありません。その中のひとつが、一昨年亡くなった義父のお墓です。



思い返せば2年前、私と妻は義父が自宅で亡くなっているのを発見しました。すぐに警察と救急車を呼び、義父が搬送された病院で司法解剖の結果を待ちました。



その間、病院に来ていた兄と軽い衝突がありました。元々義父は次男だということ、そして遠方にあるお墓は古く、生前から義父本人は入りたくないと言っていました。



その言葉を憶えていたので、兄に相談しました。
私 『うちの納骨堂に入れるのは、おかしいだろうか?』

兄 『それは絶対におかしいだろ!』



兄に猛反対されました。その理由は、仏さんを持つことは自分たちが考えている以上に大変だからです!





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墓守を軽く考えてはダメ!

ただでさえ、娘の死を受け入れることができず、供養を続けながら気持ちの整理をしています。娘と義父の命日は2日しか違わない為、一周忌と三回忌が重なります。



仏様を持つということは、全部私たちが準備をするということです。まだ、娘の死から立ち直っていない私たちには責任が重すぎると感じました・・・。



それでも、妻が強い気持ちで私に対して「娘と同じ納骨堂に入れてあげたい!」と言えば、兄が何と言おうと妻の気持ちに応えるつもりでしたし、妻はひとりっ子なので、私もそのつもりでした!



そもそも核家族が加速する現代において、あちこちにお墓や納骨堂があること自体が間違いだと思っています。その結果、供養が疎かになり、無縁仏が増加しています。



昔からの風習で、長男が墓を引き継ぎ、次男は自分のお墓を建てる。この考え方が古すぎるし、供養が疎かになったら本末転倒ですよ・・・。



大切なことは、昔ながらの風習を重んじるのではなく、いかに後世に継承し、無縁仏にしないことではないでしょうか?私は形にこだわり過ぎるのは、日本人の悪いところだと思っています。



そこまで言っておいて・・・

しかし、私は兄の言う通りにしました。
なぜなら・・・、



『その頃が一番、夫婦関係が良くなかった時期だからです。』



そんな状況下で兄の意見を無視し、自分の気持ちを押し切ろうとは思えなかったからです。頭の片隅には、妻との未来への疑問があり、義父を生涯かけて供養する自信がなかった。私たちの都合で、仏さんを振り回せないですからね・・・。



義父の遺骨は、遠方にある御先祖様が眠るお墓に納骨しました。これから、義父が眠るそのお墓まで行って来ます!






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