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勉強をしないで遊んでばかりいた中学生時代! [青年期]

中学生時代!

私が中学生になる頃には、父親がいない生活にもだいぶ慣れ、ひとりの生活が快適になっていた。中学生から親友と同じ学校になったのが大きいと思う。一応サッカー部に所属はしたが、私も親友もほとんど部活には行かず、自宅で麻雀をしたり川へ釣りに出掛けた。



いつも私は「学校が終わったら何をして遊ぶか?」そんなことしか考えておらず、家で勉強をしようと思ったことは一度もなかった。



家に早く帰っても温かいご飯を用意してくれる母もいなく、近所の家から漂ってくる美味しような香りに、いつも母を思い浮かべていた・・・。



気が付いた頃には、家に帰る時間も22時を過ぎるのは当たり前で、そんな時間に中学生の私が帰っても父はいなく、心配すらされたことはなかった。



『広い一軒家でひとりでいる時間が寂しかった・・・。』





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寝るだけの場所!

だから、家に帰るのは寝に帰るだけだった。そんな生活が何年も続けばそれが日常となり、自分のライフスタイルが他の同級生とは違うことに違和感すら感じなくなっていた・・・。



当時、私の住む町には給食がなく同級生は手作り弁当を持参していた。一方、私は教員が食べる仕出屋の弁当を毎日食べていた。



結婚退職する副担任が、クラス全員ひとりひとりに挨拶をしたとき、「お昼になると職員室にお弁当を取りに来る印象が強く残り過ぎて、他の印象がない。」と言われるほど、教員やクラスメイトからも色々な意味で注目を浴びていたと思う・・・。



正直、周りの目が気になったし恥ずかしかったけど、家で食べるコンビニ弁当とは違い、仕出屋の弁当は家庭的な味を楽しめた。



周囲の反応!

思春期の真っ只中の私にとっては、周囲の目線やヒソヒソと聞こえる同級生の声が気になり、せっかくのご馳走を味わえなかった時期もある。それでも半年も経てば、それが日常へと変わる。



でも、中学二年生のクラス替えの際に仕出し屋のお弁当は止めた。また慣れるまで落ち着いて昼食を食べられないと思うと嫌になり、それからはコンビニのパンを買って学校に行った。



今思えば、同級生に同情されたくなかったのだろう。
母がいない現実も素直に受け入れていなかったと思う。
今なら全く気にならないが、「なぜ?子どもは自分とは違う人を軽蔑するような目で見るのだろう・・・。」



続く・・・






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コメント 4

キウイゆとり

母親がいないことってどうでもいいことですか?

過去のことだから今は気にならないっていうのは簡単かもしれないですけど、今そういう子がいた時なんていうんですか?
同情されたくなかったって気持ちつらかったんじゃないんですか?
そういう気持ち忘れちゃいけないんじゃないですか?
by キウイゆとり (2015-04-26 18:25) 

こうき

>キウイゆとりさん、コメントありがとうございます。そうですね!母親はいた方が良いと思います。自分の子どもには絶対寂しい思いをさせたくなかったですし、もし生まれ変わったら両親のいる家庭で育ちたいですね。ですから、子どもの頃の気持ち忘れている訳ではないです。近くにそんな子どもがいたら、可哀想とか言葉だけではなく、私は手を差し伸べると思います。例え、その両親と揉めたとしても。私がどうでも良いと言ったのは、子育てを放棄した私の親に対してですね。いつまでもそんな親を思い愚れるくらいなら明るい未来へと向かった方が良いと思いますね。
by こうき (2015-04-26 20:07) 

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同じ境遇の子が今いたら、自分もそうだった、耐えろって声をかけるの?と考えてしまって天使パパさんをすごくせめてしまったのですが、そうではなかったんですね
母親のことというより、天使パパさんはそういう思いをされてつらかっただろうに今では未来があるからわすれてしまっていいやって思ってるように感じてがなんだか悲しかったのですが…
私がしゅうねんぶかいだけですかね汗

やはり気持ちがかわるような状態の天使パパさんがおられるということはそういう世界が今天使パパさんにはあるのですね?

後、私は「天使パパ」という言葉をあなたのブログに出会って初めてしりました
そっかぁそういう人がいて頑張ってるんだなって思いました
天使パパさん天使ママさんをおうえんできたらいいなって思います
by お名前(必須) (2015-04-30 21:38) 

こうき

>キウイゆとりさん、コメントありがとうございます。毎度の事ですが想いを文字にして伝えるのは難しいなと思いました。誤解を招く表現、誠に申し訳ございません。次回のブログ更新で少しコメントの返事を書きたいと思っているので、よろしくお願いします。^^;
by こうき (2015-05-02 02:46) 

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