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安定期直前に卵巣茎捻転と診断される! [妊娠初期]

119番要請!

私は急いで携帯電話を手にしたが、あることを思い出した。
以前、テレビで放送していた正しい救急車の呼び方。



急ぐがあまり、救急車の到着が遅れてしまえば本末転倒である。
119番に通報し、妻の現状を冷静に話すように心がけた。



少しすると、遠くから救急車のサイレン音が聞こえてきた。
私は救急車を誘導するために、外へ出ることにした。



救急車が到着し、降りてきた救急隊員から、
『天使パパ~』



と呼ばれた!
その救急隊員は、社会人サッカーチームのメンバーで昔から可愛がってくれている先輩だった。



『知り合いが来たことで、ほんの少しだがホッとした・・・。』





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あり得ない産科医の対応!

すぐに救急車は出発し、通院している産婦人科に搬送された。
しかし産科医が検査した結果、どこにも異常が見当たらないと言うのだ。



妻が目の前でこんなに苦しんでいるのに、異常がない?
この産科医は、頭がおかしいのかと思った。



結局、産科医の発言の裏には、「婦人科の病気ではないから私たちは関係ない!という言葉が隠されていた。



目の前で救急隊員が必死で応対している中、それはないだろう。
例え内科だとしても、もう少し応急処置くらいはできないのか?


産科医 『先日の定期検診にも全く異常はなかったし、一応、今も検査しましたが、全く異常は見当たりません!』

私 『・・・。』


産科医 『嘔吐と腹痛の原因は産婦人科ではなく、内科ではないですか?内科のことは私たちには分かりません!』

看護師 『ホント、大袈裟なんだから・・・。』



正直ブチ切れそうになったが、ここで問題を大きくし妻への応対が遅れることを懸念し気持ちを抑えた。



救急隊員との信頼関係!

そんな産科医の応対、病院の空気をいち早く察知してくれた救急隊員。
曇った表情をしている私に、先輩が声を掛けてくれた。
『天使パパ心配するな!すぐ他の病院に連れて行くから!』



その後、何とも言えない空気のまま隣町の総合病院へ搬送された。
この時も、私は自分の車で搬送先の病院へと向かった。



まだ早朝で公共交通機関が動いていなかったこともあり、身動きが取れるように車で来た方が良いと先輩からアドバイスをもらった。



搬送先での診断結果!

搬送先での診断結果は、「卵巣茎捻転。」
この病気は紛れもなく、婦人科の病気である。



しかも、大きさから考えると、
医師 『先日の検診のときには、すでになっていたでしょう!』



つまり、さっき散々馬鹿にしていた産科医の誤診!
危なく、母子共々命を落とすところだった・・・。



この病院及び産科医の考え方は、大変危険であり評判通りだった。
(個人産院なので院長である産科医が変わらない以上、何も変わらない。)



後から聞いた話だが、周囲からもいい噂を聞かない。
私は絶対に通院すべきではないと思っているが、近くに産院がなかったり、時間をかけて遠くに行くリスクを考えると、どちらが正しい選択なのか?今でも分からない。



そんな産院に知らなかったといえ、妻が通院していた結果、
『母子共々命を落としそうになり、緊急手術を受けることになった・・・。』



続く・・・






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しろねこ

はじめまして。
妊娠が判明し、産む病院をどこにしようか検索中に辿り着きました。
私は流産を経験しています。まだ、初期だったのですがそれでもずっと悲しみは残っています。
もうすぐで会える、幸せの絶頂から突き落とされる、どれほどの事か、私には想像もできません。
私も札幌近郊に住んでいます。
今、住んでいる町の総合病院か、里帰りでNICUのある病院か迷っています。
誤診をした病院を教えていただきたいです。
よろしくお願いします。
by しろねこ (2015-07-09 17:33) 

こうき

>しろねこさん、コメントありがとうございます。
誤診の病院をお教えしたいのですが、病院名をブログに載せると特定及び名誉棄損?になる恐れがあるので、ツイッターのダイレクトメッセージかフリーメールでも問題ないので、当ブログのコメント欄に記載していただけると嬉しいです。
私が承認しなければコメントは表示されませんし、個人情報はすぐに削除いたしますのでご安心ください。
また、個人的な意見としてはNICUが完備されている病院を私なら選択すると思います。
しろねこさん、少しでも不安な事がありましたら、またご連絡ください。
それでは、よろしくお願いいたします。
by こうき (2015-07-10 02:04) 

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