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子どもの死を経験した天使パパと天使ママ、子どもの死をどう乗り越えましたか? [メンタル]

先日、コメント欄のやりとりで宗教法人の話題になったので、今回、その件も含めブログ記事にしたいと思います。



子どもの死に限らず、心に大きな傷を負うと、いつもドキドキしている状態が続き、突然、妙な緊張感と不安に襲われることがあります。



その影響で食欲がなくなったり、眠れない人もいるのではないでしょうか?
子どもを亡くされた方は、軽度重度はあるにせよ、一度は経験していると思います。



これらの症状が重症化すると「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」が現れ、自然回復が難しいと言われています。



他の病気同様、早期の治療が望ましく病院での治療を推奨されていますが、早期であれば自然治癒によって回復することもあります。



子どもの死はただ苦痛なだけではなく、生き生きとした日常生活を送ることが出来なくなり、今後の人生に大きな影響を与える出来事です。



そんな大変な時期に巧みな話術で近づき、マインドコントロールで、心の隙間に入ろうとする人たちがいます。



その一例として、「宗教法人」と書きました。
理由は、娘を亡くして間もない時期に「ある宗教法人」から勧誘されたのです。



人との接触を避けたい私たちは丁重にお断りしましたが、娘の話題など、あらゆる手を使い気を引いてきます・・・。



『娘が亡くなったのは運命ではなく、何らかの力が働いたからではないか?』



一度でいいから、上の人に会って話を聞いて欲しいと言われたのです・・・。
正直、不快でした。



『まるで、私たちの普段の行いが悪いから娘は亡くなった。』



と言われた気分でした。
親しい知人だったので、複雑な気持ちになりました。



そんな過去の体験から「宗教法人」の印象が悪く、あのように書いたのですが、何かに依存することで、自分の気持ちが楽になるのであれば、ひとつの方法として、考えてもいいのかな?と思います。



娘が新生児仮死で生まれた時、私は新生児仮死という言葉ひとつ分からず、携帯で検索しました。



今まで分からなかったことが、携帯で検索をすれば簡単に出てくる世の中です。
故に何かあれば携帯を出してしまうのですが、これもひとつの依存なんですよね。



上記以外にも、タバコやアルコール、ギャンブル、恋愛など様々な依存がありますが、度を越えさえしなければ問題はないような気がします。



ただ私が一番怖いと思うのは、子どもの死を受け入れられず、何かに依存し過ぎてしまうことです。



過度の依存によって、辛いことを忘れられると言う人もいましたが、忘れると乗り越えるは全く別物です。



何かに依存している時はいいですが、その魔法が解けると、また悲しさが襲ってきます・・・。



その悲しさから解放される手段を知ってしまった人は、解放されるために、量や回数が徐々に増えていきます。



これがアルコールならアルコール依存症だったり、恋愛なら不倫へと発展することもあります・・・。



前回の記事に書いた「個」で解決しようとしたら、崩壊へのカウントダウンが始まるかも知れないとは、こういうことです。



私は娘の死と、とことん向き合いました。
娘の動画を毎日のように見ては、たくさん泣き、娘の仏壇に手を合わせました。



誰かが見ていたら、病気じゃないかと思われるくらい、娘、娘、娘でした。
妻にさえ、「どうしちゃったの?」と言われるほどでした・・・。



どんなに辛くても、私は娘の死から逃げようとは思いませんでした。
だからこそ、今の私がいます。



幼少期に母を亡くし、当時も辛く悲しい日々を過ごしましたが、子どもはお金も知恵もないですから、何かに依存しようとか、母のところへ行こうという発想にはなりませんでした。



ただ辛く悲しい毎日を、グッと堪えるしか出来ません。
でも、人として恥じない人生を歩んでいれば、必ずいつの日か、大切な家族の死を乗り越えられることを私は知っています。



私の父のように、母の死を受け入れられず「個」で考え行動した結果、私たち家族に見放されました。



『どんなに努力をしても、一度失ってしまった信用は元には戻りません。』



何かに依存して周囲が見えなくなっている時はいいんですが、時間が経ち、ふと我に返った時には本当の孤独が待っているかも知れません。



だから、私はこのブログで言い続けています。
『辛いかも知れないですが、子どもの死から逃げないでください。』



p.s.
これは、私個人の体験から学んだことなので、「そういう考え方もあるんだ・・・。」
くらいの感覚で読んでいただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます!



天使パパのブログ!人気記事ランキング!はこちらをどうぞ。



愛娘の誕生日!いつもとは違う心境の変化とは? [メンタル]

先日、愛娘の4歳の誕生日でした。

『亡くなった子どもの歳を数えるな・・・。』



とは言いますが、生きていたら、どんな子どもだったのかな・・・。

と思うと、ついつい考えてしまいます。



私はずっとブログにも書いている通り、

『生きていても、亡くなっても、子どもへの愛情は変わりません。』



この先、愛娘の弟か妹が産まれたとしても、

『娘の代わりはいません。』



よく次の子どもを早く作れば?

まだ若いんだし、諦めるんじゃない?

などと言う人がいますが、全く何も分かっていません。



きっと、その人なりの優しさであったり、励ましの言葉なのは想像できますが、

逆に落ち込んでしまう一言ですね・・・。



今でこそ、私は聞き流す事ができるようになりましたが、

まだまだ聞き流せない人は、多いのではないでしょうか?



愛娘の誕生日当日、予約していたバースデーケーキを引取りに行く前に、

誕生日プレゼントを買いに行きました!



娘がお腹の中にいた頃、よく行っていた所です。

テナントにはアカチャンホンポやベビザラスがあることもあり、

子ども連れの家族や妊婦さんが多いんです・・・。



正直、あまり気は進みませんでしたが、私の気持ちなんてどうでもいい。

『何故なら、娘の誕生日ですからね!』



なんと言おうと、主役は愛娘!

何を買ってあげようと考えるものの、全くイメージが湧かず。



同じ歳くらいの女の子の動きを目で追い、リサーチしていると、

親と目が合い、気まずい雰囲気に・・・。



生きていれば欲しい物を聞けるのですが、それは無理な話・・・。

早ければ母親の真似をして、お化粧とかするんでしょうけど、

娘へのプレゼントとしては流石にどうなのかな・・・?



そんなことを考えながら、

ベビザラスを徘徊し、迷いに迷って買ったのがアンパンマンのおもちゃ・・・。



人形とか音の鳴る絵本とか色々買っているので、

少し違った物を買ってあげようと思ったのですが、ある友人に言ったら、

『女の子なのに?』



と軽いツッコミを入れられ、

『だってさ、友人の娘アンパンマン見てたよ~。』



と動揺しながら反論・・・。苦笑

しかし、買ったのには少し理由があるんです。

(その話は後日にお話します。)



買い物を終え店から出ると、小さな子どもたちが遊べるスペースがあります。

いつもその場所を通るのが辛かったのですが、先日は違いました。



自分の中で心境の変化があったのでしょう。

娘はもういない、泣いても悔やんでも帰って来ないという現実を、

『受け入れた結果だと思います。』



同じくらいの子どもを見ても、悲しい気持ちにはなりませんでした。

少しの間、ニンマリと小さい子どもを眺めていましたが、

感情は無に等しかったと思います・・・。



どんな心境の変化なのか?

何で無感情だったのか?

その意味は?



自分でも分かりません・・・。

ただひとつだけ言えるのは、

『そんな自分が怖くなりました。』



この時期、何もする気が起きないので、

何でもないとは思いますが、いつもとは違う心境の変化に少し戸惑っています。



p.s.
そんな何もする気が起きない時期に、私はどうやら喧嘩を売られたようです・・・。
さすがに憤りを感じましたが、そのままの感情のまま記事にすると、
言ってはいけないことまで言ってしまいそうなので、今、心に蓋をしています。
10月後半は愛娘のことだけを考えていたいので、11月最初の記事にする予定です!



バースディケーキ.JPG




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