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心が変われば行動が変わる!子どもの死を乗り越える為には・・・ [メンタル]

新しい自分へ・・・

新しい自分.jpg

愛娘の死後、人脈に大きな変化があった。
特に年上の人たちとの付き合いが増え、今までの自分が幼く感じた。



心がボロボロだった私は、若い世代特有の悪ノリや自分の好き嫌いで物事を考える価値観に窮屈さを感じていた。年上の人たちと過ごすことで、少しずつ自分を取り戻すのと同時に、新しい自分を見つけることに力を注いだ。



幼少期から貴重な経験を積んだことで、視野の広さや直感力には、それなりの自信があった。しかし、その経験を愛娘の為に活かすことができなかった。



「何の為に自分はこんなに頑張って来たのだろう・・・」「大切な家族を守る為ではないのか?」と自問自答を繰り返し、自分に自信を持てないどころか、自分を疑い始めた。



だけど、こうして平穏な日々を取り戻すことが出来たのは、紛れもなく、この6年間背中を押し続けてくれた仲間たちのお陰だと思う。もしも、こんな素敵な出会いがなかったら、私は生きていなかったかも知れない。





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愛娘の死で学んだこと・・・

愛娘の死・・・
そして、この出会いで学んだことは沢山ある。



言い訳をするくらいなら、例え失敗をしても、他人の意見に合わせない方がいい。必ずどこかでその人を恨んでしまうから・・・。


情に流されたり、届くか分からない想いをぶつけるような感情論より、合理的に物事を考えるようにもなった。



失敗することは決して悪いことではないし、長い目で見たらプラスに働くことの方が多い。だけど、どんな小さなことでも同じ失敗はしないように意識している。



人は一度痛い目に遭わないと分からない生き物だし、だいたい失敗する時は余計な感情が入っていることが多い。だから、一時の感情に支配されるのではなく、常に理性を保つことが大事だと改めて教えられた。その時は正しいと思っても、一時の感情で決断すると必ず後悔する日が訪れる。



愛娘の死は、紛れもなく感情に支配された結果。もっと論理的な思考で合理的な決断をするべきだったと後悔している。



心に残る名言・・・

この言葉は、元プロ野球選手松井秀喜さんの座右の銘で有名だけど、もともとウィリアム・ジェイムズ(心理学者、哲学者)の言葉。



心が変われば行動が変わる

行動が変われば習慣が変わる

習慣が変われば人格が変わる

人格が変われば運命が変わる



子どもを亡くし、生きる希望を失ったとしても、私たちは生きなければならない。今まで何の為に生きてるかなんて考えたこともなかった。でも、子どもを亡くして初めて、「生きる意味」を考えるようになった。



当時の私は本当に生ける屍で、心の中は空っぽだった。「この苦しみから解放されたい!」「どうしたら乗り越えられるのだろう?」頭の中は、ずっとそんなことばかりを考えていた。



天使ママのブログやグリーフケアの本などを見て、知識だけは頭に詰め込んだ。しかし、少しの時間脳は騙せても、心を誤魔化すことはできなかった。寝て起きたら、「何で愛娘が・・・」と同じことを繰り返す日々が続いた。



愛娘の死から6年が経過し、最近よく考えることは、知識を吸収するだけでは意味がなく、吸収した知識や経験をもとに行動する意欲が大切だと感じている。



でも、今は「外出できない」「人に会いたくない」「子どもの話題に触れて欲しくない」という人は、他人のブログを閲覧したり、オススメされた本を読んで知識を詰め込むだけでも良い。



色々な感情に支配され、行動に移せない人が多いけど、この言葉のように心から変わらないと次のステップには進めない。心 → 行動 → 習慣 → 人格 →運命のように、ひとつひとつの階段を自分のペースで登って行けばいい。



そうすることで、今はまだ苦しんでいる人も、いつか必ず乗り越えられる日が来ると私は思っている。











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みーちゃんママ

はじめまして(^^)
誕生死について調べてたら、天使パパさんのblogにたどりつきました。
今月頭に39週で娘を失いました。原因不明の子宮内胎児死亡でした。
まだまだ外に出たくはないし、人に会いたくもありません。
後悔ばかりの毎日です…いつか前に進めますか?喪失感がすごく苦しいです。
by みーちゃんママ (2017-06-22 20:01) 

こうき

>みーちゃんママさん、コメントありがとうございます!

心中お察しします。
大変お辛い時間を過ごしていると思います。

子どもの死は一生忘れることはありませんが、前に進むことはできます。

愛娘を亡くした頃は、位牌を見るたび「どうして・・・」と後悔ばかりの毎日でした。でも、今は愛娘の仏壇の前で過ごす時間が一番落ち着きます。

時間はかかるかも知れませんが、こんな私が前に進めたわけですから、みーちゃんママさんも大丈夫です!^^

まだお身体も万全ではないと思いますが、くれぐれもご自愛ください。

by こうき (2017-06-23 14:17) 

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