大嫌いな父親の友人！

父親の友人！

先日、父親の友人とばったり遭遇しました。
父友 『おう、こうき元気か？』

（父親とは疎遠なので、娘のことは一切伝えていない。）


私 『まぁまぁかな・・・。』

父友 『覇気がないぞ！覇気が！』

私 『・・・。』


父友 『お前の親父もいい歳なんだから、面倒見てやらないと、な？』

（あ～、気分がわるい・・・。）

父友 『じゃな、頑張れよ！』

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兄が父親を嫌う理由！

父の失踪

　
父親の友人として、息子の私に言いたいことが山ほどあるかも知れませんが、中学生の時に失踪して以来会っていません。



中学生からは兄夫婦に育てられ、高校生活の３年間はアルバイト漬けでした。それはそれで楽しかったですが、兄もまだ２０代半ばで金銭的な余裕が無く大変だったと思います。



そんな兄は「絶対に父親を許さない、俺の前に現れたら・・・」と言葉にしてはいけないワードを連発させます。そんな父親の「何が許せないのか？」中学生の私にはまだ分かりませんでしたが、おとなになり見えなかったモノが見えてきました。

その①

　
前妻との間に授かった子どもの位牌（娘）を引き取ったにもかかわらず、供養もせずに放置。兄が代わりにお寺に預けるが、先代住職が他界したことにより、どこにあるか不明である・・・。

その②

　
母が亡くなり多額の保険金が入ったにもかかわらず、お墓を建てるどころか供養ひとつしていない。祖父の死をきっかけに、兄たちが故郷にお墓を建てる。

その③

　
自分は毎日飲み歩き、私にはコンビニ弁当しか与えず、数年にわたり育児放棄をし続けたこと。その結果、母の命と引き換えに受け取った保険金は、僅か数年で使い果たし借金を背負う。

複雑な気持ち・・・

誰がどう考えても怒りますね。
そんな父親の面倒を見れと言う父親の友人・・・。



私の頭中では、もう両親はいないと考えてきたので、すごく複雑なんです。こんな父親でも、息子として面倒を見なければいけないのでしょうか？正直、そんな父親のために時間もお金も使いたくありません。



それに父親の友人は、この事実を知った上で私にあのようなことを言ったのであれば、無責任にもほどがあります。娘が亡くなってから、頭の片隅で「父親の死」について考えることがありますが、未だにどうするか答えは見つかりません。近い将来、必ず通らなければならない道なので、真剣に考えようと思っています・・・。

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